眠れないので書く

研究者見習い

削れて減りながら進む あくまでも

「自分へのごほうび」という言葉が昔から嫌いだった。自分で自分のことを褒めるなんて馬鹿みたいだと、本当に頑張ったなら他者から評価されて然るべきだから、自分で褒める必要なんてないじゃないかと。

残念ながら最近この言葉が微妙に「わかる」ようになってしまった。自分なりに精一杯努力していると思っても、上には上がいる。今の私の頑張りでは努力とも呼べない。さらにこの世界、行った実験の量に相当する成果なんて得られるはずがないのだ。こういう状況ではさすがに誰からも褒められないし、結果を出している人からの労いは皮肉としか受け取れない。

「私は自分なりに頑張ったが、力及ばなかった。それでいいじゃない。もっと努力するしかなかったんだ。」と簡単に割り切れればどんなに良かっただろう。残念ながら割り切れず余りが出てしまった私は、評価されることなく消えようとする自分の「頑張り」を惜しみ、人に八つ当たりし、そして気付いてしまう。「結果が出せなかった人間は結局自分で自分を褒めるしかない」ということに。

しかし、ここで私は、まだまだ自分へのごほうびを用意するには早い、と強がりたい。こんなに大げさに書くほど頑張っているかと言われると疑問だし、まだ時間もわずかに残っている。自分を労うことなく、人から労われることを期待することなく、自分にとって最大限の努力をしていくしかない。(こんな駄文を書いている暇があったら論文一本でも読め、という話である。)人と比べず、淡々と頑張ろう。何だかんだ、私は実験や研究が好きだから。

 

これでもしダメだったら、コンビニで小さなケーキでも買って、スピッツのDVD見つつ泣きながら食べて、結果の伴わなかった実験たち(と予算)の弔いをして、お世話になった人たちに感謝して、「これもやむなし」と思おう。そして次の日から真面目に国試の勉強でもしよう。

 

タイトルはスピッツの「夢追い虫」より。30/50のDVDの素晴らしさに支えられる日々。

言葉ははかない

スピッツ30/50ツアーが全日程終了したということで、遅ればせながらライブの感想を書こうと思う。

セットリストは以下の通りであった。

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醒めない
8823
涙がキラリ☆
ヒバリのこころ
ヘビーメロウ
冷たい頬
君が思い出になる前に
チェリー
さらさら
惑星のかけら
モリーズ・カスタム
エスカルゴ
ロビンソン
猫になりたい

夜を駆ける
(座敷犬のうた)
日なたの窓に憧れて
正夢
運命の人
恋する凡人
けもの道
俺のすべて
1987→

ハチの針
恋のうた

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醒めない→8823で早くもライブ終盤の盛り上がりとなる。そこからベストアルバム収録の曲が続く。どの曲も何かしら思い入れはあり、夢中になって聴いていたものの、何か癖が足りないような、世間一般の「さわやかなスピッツ」のイメージが前面に押し出されているような感じがしてもやもやしていた。

流れが変わったと思ったのはさらさらのイントロ。ライブ音源を持っているはずなのに何故か非常に鮮烈だった。背景などの演出の効果もあったかもしれないが、数万人が次の曲を固唾を飲んで待つ、張りつめた空気の中で始まるあのイントロは、生演奏でしか味わえないものだったと思う。

いつも気にしていたいんだ 永遠なんてないから

泣きそう。

その後の惑星のかけら→メモリーズ・カスタムと普段あまり聴いていない曲が続いたが、こんなにカッコイイと思わなかった。テンションが上がった状態でエスカルゴ…良かった…。(DVDではここは波のりになっていると思われるので、それも楽しみだ)

少し長めのMCが入り、後半一曲目はロビンソン。色褪せない旋律にうっとりし、次は何だろうと思ったら…。

gyao.yahoo.co.jp

今私はこのライブ集の10番を聴きながらこのしがない感想文を書いているのだが、どうしてこうも「猫になりたい」のイントロは人を感傷的にさせるのだろう。間違いなく、今回のライブのハイライトは、ここにあった。この曲を聴くためにはGOスカに行くしかないと諦めていただけに…泣きそう(2度目)。

その後も楓→夜を駆けると贅沢過ぎて目が回る流れが続き、ゆるいMCの後、ライブは一気に終盤へ。1987→はこのツアーのための曲といっても過言ではない。それをその場で聴けるなんて、私はなんて幸運なスピッツファンなのだろう…。

アンコールは昨年のライブで聴けなかったハチの針と、今のスピッツになるきっかけとなったと言われている、恋のうた。

きのうよりも あしたよりも 今の君が恋しいから

ライブという刹那的なきらめきにふさわしい、最後の一節だった。

もう一度行きたい…。

 

ということで現実に戻り、10月も実習と実験を頑張ろう。学生生活残り少なくなってきたが、進捗・成果を人と比較して嘆いていても仕方ない。一瞬一瞬で自分が可能な範囲の力を出していくしかないのだ。

 

タイトルはスピッツの「猫になりたい」より

 

 

どこかに光があるもんだ

待ちに待ったライブが近づいてきたのでセットリストを予想してみよう(25曲という数はFESTIVARENAを参考にした)

  1. ホタル
  2. ハチミツ
  3. ナナへの気持ち
  4. ヘビーメロウ
  5. ハチの針
  6. ロビンソン
  7. 旅の途中
  8. オパビニア
  9. 夕焼け
  10. 歌ウサギ
  11. 冷たい頬
  12. アパート
  13. 群青
  14. スピカ
  15. 恋のうた
  16. TRABANT
  17. スターゲイザー
  18. 夜を駆ける
  19. スパイダー
  20. 俺のすべて
  21. 1987→
  22. サンシャイン
  23. 放浪カモメはどこまでも

メジャーな曲を多めにしたので5曲くらい被るのではないだろうか!

タイトルは夏らしくスピッツの「ナンプラー日和」より

どんなに上手く行かなくても、光を探して淡々と頑張るしかないのだ。

鮮やかに明けそうで

7月5日発売だったのにこれまで時間が作れず、ようやく2006-2017のベストを購入することができた。新曲3つの内2曲がYouTubeで公開されていたため、「歌ウサギ」を聴きたいがために買ったようなものだったが、これが本当に良かった。

イントロからして泣きそうだし、Cメロも美しい…。「清々しい堕落」というフレーズが変わらないスピッツを感じさせる。渚など今までの曲を思い起こさせる言葉があったり、1987→に繋がる歌詞もあちこちにちりばめられたりしていて、何度も何度も聴いてしまう。

ということで是非ライヴで聴きたいなぁと思っている次第である。 

研究の方は相変わらず出口の見えないトンネルの中だが、夜明けを目指して腐らず頑張ろう…。

タイトルはスピッツ「歌ウサギ」より

蒼くて涼しい水槽の部屋

ヘビーメロウのMVがついに公開されたので毎日聴いている。確かな未来がいらないのがスピッツなのだ。いつもそう…。

6月も半ばとなり「水中メガネ」が沁みる季節になってきた。作詞は松本隆だが、ゆらゆらと浮き上がるような出だし・切ないサビ・ひっそりとした終わり方、何もかもが好きだ。Chappieバージョンも味わい深くておすすめ。

4月以降全てにおいて驚くほどに進捗が無いので頑張らなければ。このままでは学生生活が無になってしまう。

タイトルは「水中メガネ」より。真夏の夜、冷房のよくきいた部屋で電気を落としてこの曲を聴くとき、何より私を寂しくさせる一節。

 

 

 

 

研がない強がり

この時間に聴く「夜を駆ける」以上の曲を私は知らない。吸い込まれるようなイントロが流れてきた途端、思考が停止してしまう。

しかしながら「夜を駆ける」が好きだと断言するとき、「(それでも私はやっぱりよくある赤い糸がいいです)」と心の中で補足してしまうあたり、歳を感じるような陳腐な幼さを感じるような複雑な気持ちになる。

スピッツの刹那的で壊れそうなことばは芸術的な美しさを感じさせるけれども、その世界観に心酔するには私は歳を取り過ぎているしまた同時に未熟すぎる。

私は一瞬の脆い輝きよりも、くすんだ温かい安寧に憧れる。研究者には、向いていない…かも…。(冗談)

タイトルはもちろんスピッツ「夜を駆ける」より。夜勤と日勤を行ったり来たりする日々がもうすぐ終わる。

鉛色に輝く

iPodを使い始めてしばらく経ったのでトップ25を見てみたら

1醒めない

2ナサケモノ

3放浪カモメはどこまでも

4アカネ

5コメット

6ブチ

7初恋に捧ぐ

8聞かせてよ

9どんどどん

10田舎の生活 (LOST IN TIMEによるカバー)

11HOLIDAY

12たまご

13君と暮らせたら

14花の写真

15ヒビスクス

…となっていた。「醒めない」収録曲が多いのは「醒めない」を連続再生にしたままの状態でiPodを病院のロッカーに半日放置していた日があったためだと思われる。しかしその半日にランキングが影響を受けてしまうということは、まだ聴き込みが足りないのではないかと推察される。正確な順位を出すためには1年くらい待ってみる必要がありそうだ。

実験の結果・考察・今後の方針みたいな文章になってしまった。これだからラボ畜はだめだ。

タイトルはスピッツの「魚」より。もともと大好きな曲なのだが、なぜだか今日はいつになく沁みたから。

春休みが終わってしまったので、明日も病院と研究室をせっせと往復しよう。