眠れないので書く

研究者見習い

悲しい話は消えないけれど

結局、何もかもフェイクに過ぎない。君も、君との関係も。しかしそれでもいいから今この瞬間は君のそばにいたい。…というのがスピッツ「フェイクファー」の境地であると私は思っている。

一方「運命の人」は対照的だ。「君は運命の人だから」と言い切り、そして「このまま…君となら…」と口ずさむ。不思議だなぁと思っていた。

しかし最近になって、この謎の前向きさには悲しいほどの切実さが秘められているのではないかと思い始めた。フェイクであるということを身にしみるほど理解していても、それでもなお君が運命の人だと思いたい、思わずにはいられない…。

そう考えると、バスの中で人生の意味(フェイク)を悟った主人公(?)が「でもさ」といって君の手を強く握るというのは何とも感動的に思える。単にこの曲は人生の楽しい側面を抜き出してきたのではなく、どうしようもない悲しみが存在することを踏まえた上でそれでも明るく生きようとする気概を語っているのではないかという気がするのだ。タイトルにした「悲しい話は消えないけれど」というフレーズに妙に説得力がある。

 

ということをぼんやり考えている内に11月も終わりに近づいてきてしまった。某試験まで一ヶ月切ってしまったので、実験を進めつつも試験勉強に本腰を入れていかねば。

頑張ろう…。